2006-07-05から1日間の記事一覧

その62:「風姿花伝」

読み返してみて、わからないところがこんなにあるのに、よく見切り発車で論文書いたなあと思う。「成就」「秘する花」の用例を他の著作からも拾うこと。

その61:「歎異抄」

「たとひ法然聖人にすかされまひらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからずさふらう」とところを読むjといつもしみじみする。こんな出会いを得た人は幸せだ。

その60:「近代秀歌」

秀歌例から定家の評価基準を推し量れないかしらと思ったけれど、そんな曖昧な試みがそう簡単に成功するはずもなかった。

その59:「新古今和歌集」

どちらが好きかと言われればこちら。式子内親王の歌にいいのがいくつもあった。

123冊本その58:「古今和歌集」

季節がら夏の歌が気になる。夏歌34首中実に28首が郭公(ほととぎす)の歌だった。共通の認識がもたらす安らかさということを考える。