2006-04-24から1日間の記事一覧

「1973年のピンボール」

一作目よりも抵抗なく楽しく読めた。文体への慣れもあるかもしれない。主人公がカントの『純粋理性批判』を読んでるのにときめいたせいかもしれない。この理由、我ながらミーハーでやな感じ。 本作品では「一対のもの」を意識して多く描こうとしている気がし…