№52 白洲正子 吉越立雄「お能の見方」(新潮社)
№53 「平家物語 三」(岩波文庫
 巻七〜巻九まで。巻九「木曽最期」素晴らしい。
№54 「平家物語 四」(岩波文庫
 巻十〜灌頂巻まで。巻十一「内侍所都入」知盛の「見るべき程の事は見つ。いまは自害せん」の「つ」の重み。「先帝身投」の「浪の下にも都のさぶらふぞ」。「能登殿最期」身投げするも熊手で髪を絡め取られて引き上げられる建礼門院
 何百年も語り継がれ命を注がれ続けてきた物語にはなんだか化物じみた迫力がある。

 「よつばとひめくり2007」ももう8日分をめくりおわった。仕事以外の本禁止、という縛りの中で一服の清涼剤心のオアシスになっていて大変ありがたい。買うかどうか迷ったけど買っといて本当によかった。
 やっぱりよつばが出るとうれしい。今日は当たりだという気になる。いまのところよつば登場は2日4日6日7日でよつば率50%。今日8日目はよつばが書いたと思われる落書き風の○で、なにやら十牛図八日目の「人牛倶忘」の円相を思わせうっかり悟ってしまいそうになった。