2006-08-15から1日間の記事一覧

123冊本その69:「ロダン」

リルケによるロダン論。ロダンロンって変な響き。 その9でリルケ詩集を読んだけれど、このロダンの評論の方がずっとよかった。ロダンの画集(彫刻集?)がほしくてたまらなくなった。 文庫にも、写真が8つ入っていた。「ダナイード」の背中から尻にかけて…

123冊本その68:「若き哲学徒の手記」

昭和16年、気比丸沈没事故により22歳で亡くなった弘津正二の日記。 読んでいる間は、この沈没事故が持つ悲劇性を努めて忘れようとした。かわいそうに、なんて思って読まれても向こうだって困るだろう。日記を書いた時点では事故は起きていないんだし。 …