123冊本その71:「縮図」

 一週間ほど前に読んだので記憶が……いや、悪くない読後感でしたよ(適当)芸者屋を取り仕切る銀子という女性が主人公。
 「……したが、……というのだが、」とやたら「が」を続けて使うのが気になった。この作家の癖なのかしらん。
 この小説で漢字を宛ててあるのを見て初めて、樋口一葉の「にごりえ」が「濁り江」であることに心づいた。いままでなんだと思ってたんだ。